2022年02月08日

家の外構の防犯設備とは?防犯性能を高める基本の考え方を徹底解説

防犯設備

泥棒や不審者などに狙われやすい家では毎日落ち着いて暮らせないものです。不審者を寄り付かせず、自宅の防犯性能を高めて安心して暮らせる、外構のある家にしたいという方も多いのではないでしょうか。そこで、この記事では外構に取り入れられる防犯設備や、防犯設備を取り入れる時の基本の考え方について徹底解説いたします。

 

外構に取り入れられる防犯設備4つ

「外構に取り入れられる防犯設備」というと、防犯カメラやセンサー付きライトを思い浮かべる方が多いでしょう。しかし一見防犯設備には見えないものでも防犯性能を兼ね備えているケースはよくあります。

そんな外構に取り入れられる防犯設備の中でもとくに防犯性能が高いのは、「防犯カメラ」「センサー付きライト」「モニター機能付きドアホン」「セキュリティ性能付きポスト」の4つです。それぞれの特徴や機能について紹介いたします。

 

防犯カメラ

防犯設備として真っ先に思い浮かべる方が多い防犯カメラは、不審な出来事があった時にカメラが録画していた映像をもとに犯人の手がかりを探すために設置されています。防犯システムに加入している場合はカメラの映像がリアルタイムで警備会社に送られるのです。窓に取り付けられたセンサーから、不審な様子があるとスタッフが駆けつけてくれるサービスを利用することもできます。

防犯システムの月額費は決して安くありません。偽物のステッカーを貼ったり、防犯カメラで録画しているように見せかけたりして防犯をしている人も中にはいます。

 

センサー付きライト

センサー付きライトとは、人の動きに反応して明かりが点くセンサー付きの照明のことです。暗くなってから家の周囲を確認すると、家の前には門灯や玄関灯で明るいのに対して家の裏側や勝手口は暗いと感じるケースがよくあります。

不審者は目立つことを嫌うので、夜間も明るい家は一目見ただけで避ける傾向にあります。そのため、センサー付きライトを設置するなら人目に付きにくい家の裏側や勝手口付近がおすすめです。

 

モニター機能付きドアホン

モニター機能付きドアホンとは、モニターを通して家を訪問した人の様子を家の中から確認できるものです。不在時には録画機能が備わっているものもあります。ドアホンを鳴らして在宅かどうか見極めようとしている不審者がいれば、その様子を帰宅してから見ることが可能です。

モニター機能付きドアホンの不審な録画とお住まいの地域の不審者情報や泥棒の被害状況を合わせて考慮し、次の防犯を考えられます。

 

セキュリティ性能付きポスト

ポストから郵便物が盗まれると、個人情報が流出することになってしまいます。そのため、ポストは投函口から郵便物を抜き取りにくい、受取口に鍵がかかるなどセキュリティ性能付きのものを選ぶのがおすすめです。

また、家の前面に設置されているポストは通行人の目に触れやすい傾向にあります。小さすぎて郵便物が収まりきっていないと不在がちだと思われ、不審者に目を付けられやすくなります。ご自身のライフスタイルに合わせて郵便物がしっかり収まる容量のあるポストを選びましょう。

 

外構に防犯設備を取り入れる時の基本の考え方

外構に防犯設備を取り入れる際の基本の考え方は「不審者を家の敷地内に入らせない」「暗がりを作らない」「2階への足場を作らない」の3つです。この3つを念頭に置いて防犯設備を取り入れれば防犯性能を高くできるので、ぜひ意識してください。

 

不審者を家の敷地に入らせない

不審者を家の敷地に入れさせない方法は、不審者に「この家に侵入するのは難しそうだ」と思わせることです。たとえば、道具なしでは乗り越えられそうにない門扉やフェンスが設置されている家。侵入できても塀にスリットが入っていて、外から人の姿が丸分かりになるような家は不審者が避ける傾向にあります。

 

暗がりを作らない

暗い場所にたたずむ家は不審者が長時間いても気付きにくいので、暗がりを作らないことは防犯性能を高めます。夜間に門灯や玄関灯を点け、暗くなりがちな家の裏側や勝手口にセンサー付きライトを設置しましょう。タイマー付きのライトや辺りが暗くなると自然にライトが付くものを導入するのもおすすめです。

 

2階への足場を作らない

いくら不審者を家の敷地に入らせない工夫や暗がりを作らないようにしても、家付近に2階への足場となるような物があると、不審者の侵入経路となってしまいます。物置やカーポートが2階に侵入するための足場となっていないか、配置には十分に気を付けましょう。

 

まとめ

外構の防犯性能を高めるためには防犯カメラやセンサー付きライト、モニター機能付きドアホン、セキュリティ性能付きポストといった防犯設備を取り入れるのがおすすめです。

なお、取り入れる際には不審者を家の敷地内に入らせないことを第一に考え、暗がりを作らないこと、2階への足場を作らないことなどを意識することが大切です。

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